「ドメーヌ・デュ・プティ・メトリ」は、1742年より同じ家系で営む老舗ドメーヌ。
アシェット・ガイド、パリ・ワイン・コンクール、デキャンター誌etc…あまたの権威より、毎年高評価を取り続ける。
言いだせばキリがない程の超高品質なワインを造り出す。

ロワール河右岸に広がる畑。歴史あるサヴニエールの葡萄畑では、素晴らしい酒質を誇る白ワインが造られている。 この地域の１ヘクタールあたりの生産量は、平均で34ヘクトリットルに過ぎない。
全世界の辛口白ワインでは、最も低い収量の地域だといえる。この地のワインがロワール地方における「グラン・クリュ」に値するのは明白（ワイン法にはないが）。 シュナン種から、基本的には辛口ワイン。そしてやや辛口で、柔らかい口当たりの比類なき長熟ワインが生み出される。

こんなにシュナン・ブランって美味しかったのか！！！堂々とトップクラスのシュナン・ブランと言える造り手だ。 当主ジョセフ・ルノー氏は、"ワインは鍛錬と尊厳“との格言を静かに語る。テロワールを愛し、ブドウを愛す。サヴニエールでしか表現できない、独特のテロワールの表現を最大限にワインに投影しようと鍛錬。自然を尊厳、ワインをとりまく生活スタイルを尊重し、かつ楽しむ。

そこには静かな力とゆるぎない信念による、暖かいまなざしがあふれている。高品質なもの造りを何百年と続けて行くには、やはり、人間性の素晴らしさ、彼の深い思慮を感じずにはいられない。